資産運用を勉強して、何かしら投資をしたい!と思った方、これから楽天証券口座を開設しようと思っている方に向けて、証券口座開設時の注意点をご紹介します!
老後資金2000万円問題の記事を読んで投資を勉強しようと思いますが、何から始めていいか分かりません!?
投資を始めるためにはまず証券口座を開設する必要があります!実際に始めるかどうかは本人次第ですが、この記事では初心者向けに口座開設の流れとその注意点をご紹介しますね!
楽天証券口座開設時の注意点
個人番号カード(マイナンバー)が必要
証券口座を開設する際には個人番号カード(マイナンバー)が必要です!
マイナンバーまだ持っていません!
…なぜ必要なのでしょうか!?
証券会社は特定口座年間取引報告書・支払調書等を税務署に提出していますが、その書類にマイナンバーの登録が必要となったためです!利益分は所得税の対象になりますからね!
特定口座開設する・源泉徴収ありが無難
以下③-2のとおり、利益分には税金が約20%かかるため、意図的にではないにせよ納税忘れによる脱税をしないためにも「特定口座開設する・源泉徴収あり」が無難です。
楽天銀行口座の同時開設がオススメ
以下③-4のとおり、必須ではありませんが、楽天証券口座開設時には楽天銀行口座も一緒に作成した方が楽です!すでに楽天銀行口座を持っている方は不要ですが、同時開設の方が簡単にできます^^
(我が家ではなぜ銀行口座を開設するのか!?理由が分からず作成し忘れました。。)
主なメリットとしては↓になります。
メリット | 内容 |
---|---|
自動入出金(スイープ)機能が利用できる | 投資信託を買い付けた時に、証券口座の残高では不足していても楽天銀行口座から自動で不足分を入金できる |
楽天銀行の金利が0.1% (マネーブリッジあり) |
上記の楽天銀行と楽天証券口座をマネーブリッジ(連携)しておくだけで金利優遇あり |
楽天ポイントも貯めやすい (楽天カードありの場合) |
毎月5万円までのカード決済額を上限として1%分の楽天ポイントつきます(積み立て投資にも良いです) →2022年9月以降は代行手数料が年率0.4%未満:0.2%、年率0.4%以上:1%となります。 その他都度キャンペーンあり |
楽天銀行の金利が0.1%(税引後年0.079%)というのは2022年4月1日からは300万円の上限が付きますが、低金利時代には大きいですね!
ちなみに300万円を超える部分は年0.04%(税引後年0.031%)です
メガバンクは年0.001%程度なのでお得ですね!
NISA口座は1人1つ
NISA口座は1人1つしか作れません。もし楽天証券をメインにするのであれば、すでに持っているNISA口座を解約する必要があります。メインとする口座でNISA口座を開設するのが良いです!
贈与税 ※入金時の注意点
開設時の注意点ではないですが、開設後に入金する際の注意点です。
夫婦間でも生活の範囲を超えたお金のやり取りには贈与税がかかります。特に証券口座では履歴も残りますので、年間110万円を超える場合には贈与税対象となるので注意が必要です!(夫から100万円、祖父から20万円の場合、10万円が贈与税対象となります)
楽天証券口座開設の流れ
最短5分でできるので簡単です!
①楽天証券ホームページ内の「口座開設」ボタンをクリック
②楽天会員かどうかを選択
楽天会員の場合、以下の本人情報入力が省略されます。
③-1 本人確認書類の提出
まずメールアドレスを入力して、メールアドレス宛に届いたメールのURLをクリックすると以下2つが選択できます
方法1:スマホをお持ちの方、かつ運転免許証or個人番号カード(マイナンバー)をお持ちの方は「スマホで本人認証」が楽です!
方法2:スマホでうまくできない、もしくは上記の本人確認書類以外の方は「書類アップロードで本人確認」を選択します。
スマホで本人認証を選択した方はログインパスワードの登録をします!登録したパスワードは忘れないように覚えておきましょう!また、ID・パスワードさえあれば悪用される可能性もあるのでパスワード管理とすぐに分からないように複雑なパスワードにしましょう!
③-2納税方法の選択
初心者の方には分かりづらい箇所かと思いますが、ここでは「確定申告が不要(楽天証券にまかせる)」が無難ですね!
証券口座には「特定口座」と「一般口座」があり、特定口座にすると証券会社が年間の損益を取りまとめて所得税・住民税を支払ってくれるため、個人での確定申告が不要になります!
厳密に言うと年間の利益に対して約20%の所得税・住民税がかかり、サラリーマンであれば年間20万円までなら非課税のため、20万円以上の利益がなければ多く税金を支払ってしまうのですが、確定申告することで取り返すこともできます。(もし多く払った場合には確定申告すればいいので、確定申告が不要としておくのが良いと思います)
確定申告が不要 (楽天証券にまかせる) |
特定口座開設する 源泉徴収あり |
オススメ! |
ご自身で簡易確定申告 | 特定口座開設する 源泉徴収なし |
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ご自身で通常確定申告 | 特定口座開設しない 源泉徴収なし |
自身で取引履歴をまとめて確定申告する必要があるのでオススメしません |
③-3NISA口座の開設
こちらは後でもできますが、NISAを利用したい方は先に選択しておいた方が楽です。
つみたてNISAを開設 | 年間40万円まで運用益が非課税 (最大20年間) |
NISAを開設 | 年間120万円まで運用益が非課税 (最大5年間) |
NISA口座を今は開設しない | すでにNISA口座ありの方、不要な方はこちら |
つみたてNISAは投資信託のみ、NISAは投資信託の他に株式も対象となります
③-4追加サービスの選択
楽天銀行口座の開設も選択できます!別途申し込みは不要でチェックするだけですので、持っていない方は作成するのがオススメです!(後々申し込むのは時間も手間もかかります)
③-5個人型確定拠出年金(iDeCo)の申込
あわせてiDeCoも申し込みたい方はチェックを入れましょう。ただしこれは資料請求ですので、どちらでも良いです。
④ログインIDの受け取り
審査後、ログイン用のIDがそれぞれ以下の方法で送付されます。
方法1「スマホで本人認証」を選択した場合、ログインIDがメールで送付されます。(1~3営業日程度)
方法2「書類アップロードで本人認証」を選択した場合、ログインIDと初期パスワードが郵送で送付されます。(5営業日程度)
スマホで本人認証の方が早いのですね!
⑤初期設定(マイナンバーの設定含む)
楽天証券ホームページ内の「ログイン」ボタンから③④のID/パスワードを入力してログインします。
ログイン後、暗証番号や勤務先情報などの初期設定をします(約5分程度で終わります)
最後に、マイナンバー登録画面に遷移します。(③で個人番号カードを選択された方を除きます)
マイナンバーの登録が完了すると設定完了です!