投資を開始して、ウェルスナビ、iDeCo、つみたてNISA、ジュニアNISA、高配当株と様々に手をつけてきて、それぞれのメリットも分かるようになりました!どれが良いかはそれぞれの考え方次第かなと思っています。その中でも我が家は高配当株をメインにしようと決めましたので、高配当株についてと実際に20年後にいくらになるか?をシミュレーションした結果をまとめました!
<目次>
高配当株のメリット
つみたてNISAやiDeCoなどが良い事は分かりますが、あくまで「長期的に見れば」の話であり、毎年の支出も何とか改善したい我が家としては「毎年コンスタントに配当金がもらえる高配当株」に大きな魅力を感じています!
配当金の全額を再投資に回せばもっと増えることも分かってはいますが、今もお金が必要な事実があります^^;
老後にたくさん資産を持っていても有意義に使うことは難しく、若く子供たちとも過ごせる今が重要だと思っています^^
「配当金の一部を毎年の支出に充てつつ、残りは高配当株の再投資に充てる」というのが我が家にはピッタリ!と思い、高配当株にほぼすべての金融資産を集中しようと決意しました!しかも配当金のうちの利用額は毎年自由に決められるのも魅力です。(つみたてNISAとiDeCoは掛け金を減らして老後資金のため継続)
実際、高配当株を始めてどれくらい投資できるかを検討したところ↓が分かりました。
①初年度費用
「学資保険の解約分(約200万円)」「その他投資と定期預金に回していた資産(約800円)」を合わせれば1000万円くらいは初年度(今年)集めれるかも!
②毎月の投資額
「解約した学資保険の保険料(月額7万円)」「解約した医療保険料(月額1.5万円)」「通信費見直しによって節約した月々の支出(月額0.5万円)」「パパの転職により増加した給料(月額3万円」を合わせれば月12万円くらいは投資に回せそう!
③配当利回り
年間4%程度は現実的に実現できそう!
・・・そこで浮かんできたのが、「20年後にいくらになんだろう??」
※20年後はFIREできるかなと漠然と思っている年
そういえば「しっかりとシミュレーションしていなかった!?」
ということでExcelで検証してみました!
「高配当株シミュレーションExcel」の利用方法
実際にいくらに増えるのか?は、あまり明確にしていませんでした^^;(反省。。)
そこで↓の6項目を入れれば○○年後にいくらになるか?を概算できるExcelを作成しました!
実際の入力値は「Excelの緑色部分」に↓の【例・単位】の「」内を参考に数値のみ入力すればシミュレーションできます!
項目 | 内容 | 例・単位 |
開始年齢 | 高配当株を始める年齢 | 「30」歳等 |
開始年(西暦) | 高配当株を始める年(西暦) | 「2022」年等 |
初年度投資額 | 初年度に高配当株に投資できる金額 | 「1000」万円等 |
目標利回り | 高配当株全体の利回り →3~4%が現実的 |
「4」%等 |
年間入金額 | 年間で入金(投資)できる金額 | 「100万円」等 |
年間利用額 | 配当金から利用する予定額 →全額再投資の場合には「0」万円としてください! |
「20万円」等 |
我が家のシミュレーション結果
『20年後に5000万円』を目標としていますので↓になりました!
(5000万円はFIREしてから年金が受け取れる65歳までの生活費です)
経過年数 | 年(西暦) | 年齢 | 入金額 | 配当金 | 税金 | 年間利用額 | 年間増加額 | 年末残高 |
1 | 2022 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,000 |
2 | 2023 | 31 | 140 | 40 | 8 | 20 | 152 | 1,152 |
3 | 2024 | 32 | 140 | 46 | 9 | 20 | 157 | 1,309 |
4 | 2025 | 33 | 140 | 52 | 11 | 20 | 162 | 1,470 |
5 | 2026 | 34 | 140 | 59 | 12 | 20 | 167 | 1,637 |
6 | 2027 | 35 | 140 | 65 | 13 | 20 | 172 | 1,809 |
7 | 2028 | 36 | 140 | 72 | 15 | 20 | 178 | 1,987 |
8 | 2029 | 37 | 140 | 79 | 16 | 20 | 183 | 2,170 |
9 | 2030 | 38 | 140 | 87 | 18 | 20 | 189 | 2,360 |
10 | 2031 | 39 | 140 | 94 | 19 | 20 | 195 | 2,555 |
11 | 2032 | 40 | 140 | 102 | 21 | 20 | 201 | 2,756 |
12 | 2033 | 41 | 140 | 110 | 22 | 20 | 208 | 2,964 |
13 | 2034 | 42 | 140 | 119 | 24 | 20 | 214 | 3,178 |
14 | 2035 | 43 | 140 | 127 | 26 | 20 | 221 | 3,400 |
15 | 2036 | 44 | 140 | 136 | 28 | 20 | 228 | 3,628 |
16 | 2037 | 45 | 140 | 145 | 29 | 20 | 236 | 3,864 |
17 | 2038 | 46 | 140 | 155 | 31 | 20 | 243 | 4,107 |
18 | 2039 | 47 | 140 | 164 | 33 | 20 | 251 | 4,358 |
19 | 2040 | 48 | 140 | 174 | 35 | 20 | 259 | 4,617 |
20 | 2041 | 49 | 140 | 185 | 38 | 20 | 267 | 4,884 |
ちなみに↑は控えめなシミュレーションです^^;
理由は↓の①~④のとおりです
①配当金はすべて翌年入る想定
1年目は高配当株の購入時期により配当金が入らない可能性があり、翌年に配当金が入る想定であるためです。2年目以降も同じく、購入した年には配当金が入らない可能性があり、翌年から配当金が入る想定です。(3月決算の場合、利権確定日は3月、9月となり、実際の配当は6月、12月となるため、9月以降に購入し最悪購入した年に受け取れないことを想定)
②配当利回りは一定
増配の優良企業を選べば配当利回りは年々増加していきますが、ここでは一律配当利回り4%を想定しています!(しっかりと優良企業を選べばもっと増やせますね!)
③株価も一定
優良企業であれば株価も上昇するはずですが、株価は一定として、シミュレーションには含めていません(株価が上昇する可能性が高い優良企業を選べばもっと増やせますね!)
④配当控除なし
配当控除は含めていません。(税金は本来所得税15.315%+住民税5%=計20.315%ですが、国内株式では配当控除を利用することにより、所得と配当金額によっては確定申告により還付されます)
以上からシミュレーションでは4,884万円ですが5,000万円はいけると思ってます!
課題は本当に毎年140万円できるか!?
でも挑戦していきます!