もともと私は「学資保険」と「定期預金」が好きで◎
嫌いな言葉は「元本割れ」でした×
そんな私が投資を始めて
iDeCo→つみたてNISA→ジュニアNISA
を経て高配当株も始めるようになりました!
理由はiDeCoやNISAにはない
「高配当株」の大きなメリットを感じたからです!
始めは「全く」知識がなかったのですが私が4ヵ月間勉強する中で知った
探し方から購入までのポイントを初心者向けにまとめました!
この記事を読んでいただければ、初心者の方も自分で高配当株を選択できるようになると思います!
この記事では私が大事だと考えている3点に絞っています。
また、最低限知っておいた方が良い点についても記載しています!
①どの銘柄を購入するか
②いくらで購入するか
③いつ購入するか
<目次>
高配当株について
まず、高配当株の説明と、なぜ高配当株を始めようと思ったか?についてです!
そもそも高配当株とは?
配当利回りの高い株式を指します。
一般的には3%以上を高配当株という事が多いようですが、私は原則4%以上を目標にして探しています。(株主優待がある銘柄は要相談^^)
※配当利回り=(1株あたり配当金÷株価)×100
→つまり、1株あたり1000円で配当金が30円であれば、(30÷1000)×100=3%となります。
例えば、2023年3月期の配当金は固定ですが、株価は日々変動するため配当利回りも日々変動します。
高配当株のメリット
まず、つみたてNISAやiDeCoは節税対策と長期積立ができるので有効な老後資金対策です。(老後資金対策のみであればこれで充分だと思っています)
ただし、将来お金が増えると言われても、「(受取時期の)数十年後までは現状と変わらない生活」となることまた、「毎年!投資から得られる利益(配当金)で日々の生活を楽にしたい!」という理由から高配当株に興味を持つようになりました。
若い時(特に子育て時期)の方がお金がかかりますしね!
また、高配当株で2000万円貯めれば、切り崩すことなく老後も乗り越えられるのではないかと思っています!
→配当金を老後資金に割り当てれば、2000万円を切り崩すことなく、そのまま子供たちに2000万円を遺産として残せる!
という事も大きなメリットと考えています!
(配当利回り4%とすると年間2000×4%=80万円となります。老後は配当控除もフル活用前提)
私は節税メリットのあるつみたてNISA、iDeCoも併用していますが、主に早期退職~65歳までの生活費で利用し、残りは高配当株として利用する予定です。
受取時期
つみたてNISA・・・20年後(早める事も可能であるが、長い方が増える可能性大)
iDeCo ・・・60~70歳
高配当株 ・・・即時(配当月の3ヵ月後に振り込みのため実質半年後程度から)
高配当株の難しさ
ただし、iDeCoやつみたてNISAは一度銘柄を選定すれば基本放置で良いですが、高配当株では個別銘柄(三菱商事、NTT等)に投資するため、銘柄選定から始めて、購入時期、購入金額を決める必要があり初めての方はかなり手間がかかると思います。
(私も1000万円の個別銘柄選定から実際の購入まで4ヵ月かかりました。。)
不労所得と言われていますが、私が実際やってみてかなり勉強と動向を確認する時間がかかることから「不労所得とは言えない」というのが私の見解です^^;
経済や社会のことを必然的に勉強する必要があり、面白さと年間定期的に入ってくる配当金に魅力を感じているので私はこの先も続けると思います。
ただこれに面白さを感じない方には向かないと思っています。
また老後資金2000万円だけが問題であれば、iDeCoやつみたてNISAだけで充分であり、高配当株はもっと豊かな生活もしくは早期退職を願っている人に適していると考えています!
①どの銘柄を購入するか
私は最重要ポイントだと思っています。
基本的には持ち続けるため、購入時いくら利回りが良くても10年後株価が下がっては意味がありません。
ただ日本の上場企業約3800社の中から初心者が選ぶのは難しいと思いますし、そもそもどういう観点で、どうやって調べればいいかが分かりません。
そのため、ある程度は条件をつけてふるい落とす必要がある考えています。
【補足】なぜ米国株ではなく国内の高配当株なのか?
ここで1点補足ですが、私は国内の高配当株をオススメしています!
初めは経済成長が大きいことから、米国の高配当株に興味を持ちましたが、米国の経済低迷を受けて、一部を除いて日本株に転換しました。(つみたてNISA、iDeCoでは米国含む、日本以外の投資信託がメインです)
株価が上昇している時はいいですが、下落している時には不安になります。
その時に米国の企業情報を瞬時に入手するのが難しい事も理由です。
(基本的には信頼できる企業を選んでいますが、信頼し続けるには信頼できる情報が必要と考えています)
また、税制面でも大きな違いがあります↓
株式の売却益・配当金には通常20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)の税金がかかります。
米国株…米国で10%税金が引かれた後、さらに日本でも20.315%かかります(実質約28%)
日本株…約20%(20.315%)
また日本株の場合、配当控除により所得税分が確定申告により還付されます!
詳細は割愛しますが、課税所得金額が330万円までなら全額還付されます^^
増配株
銘柄選定では企業の財務状況(赤字なし等)・経済状況(純利益増加等)の他、
あくまで高配当株の選定のため、配当金が毎年、増額もしくは減額がないことを
確認する必要があります!
配当金は企業の業績により毎年変わる可能性があります。
ただ花王のように連続増配株(最低でも前年度配当を維持)があり、このような銘柄を選んでいけば、経営状況により確実とは言えないですが、かなりの精度で配当金が増えていくことが期待できます!
連続増配を打ち出している企業であれば、株価の低下に繋がるので、容易に減配は難しいためです!
※1株あたり1000円で2023年の配当金が30円であれば、
(30÷1000)×100=3%
2024年の配当金が40円であれば4%
2025年の配当金が50円であれば5%
のように追加で投資元金を入れなくても
自動的に実質配当利回りを増えていくことも期待できます。
反面、減配もしくは0円になる可能性もあるので、過年度の配当実績をしっかり調べる必要があります。過去10年は調べることをオススメします!
(以下IRBANKから確認できます)
私が利用している無料ツール
上場企業約3800社の中から、1社ずつ株価推移、配当実績、経営状況を調べていくことは気が遠くなる話です。。
しかし、無料で提供されているツールもあるので、ご紹介します!
1.Yahooファイナンス【外部リンク】
(外部リンク)Yahooファイナンス
Yahooファイナンスの「株式→株式ランキング」から「配当利回り順」で配当利回りを見ることができます。
いくらいい企業でも利回りが低ければ高配当株としては期待できないため、自分が決めた利回りをもとに大きく絞る事ができます!
ただし、7%を超える企業は誰も買いたがらない事から株価が下がり、結果的に配当利回りが高い事が多いと思いますので、まずは配当利回り3~6%程度の範囲で決めるのが良いかと思います。
→2022年8月20日時点では1178社でした。約3分の1まで絞る事ができました!
それでも1000社を超えており、まだまだ多いです。
そこで自分が事業内容を知っている会社、数十年後も存続できる会社を選ぶことをオススメします!
基本的には高配当株を持ち続けるため、経営悪化より株価・配当の下落がある会社は
始めから選択しない方が良いと思っています。
ちなみに、私は原則、売上1000億以上かつ東証PRM(プライム)のみを対象としています。
まずは20~30社程度目星をつけられれば良いと思います。後ほどオススメ銘柄も紹介します。
2.IRBANK【外部リンク】
(外部リンク)IRBANK
1にてある程度、企業の目星をつけたら、IRBANKから「証券コード、社名」欄に入力→左下あたりの「決算」をクリックするとよく詳しく企業情報を見ることができます。
・売上・EPS(1株あたり純利益)が増加傾向にあるか?
・経常利益、純利益に赤字はないか?
・一株配当に減配はないか?
まずはこれらを確認できれば良いかと思います。
②いくらで購入するか
せっかく銘柄選定がうまくできても、適切な価格で購入しないと損をすることがあります。
※1株あたり1000円で2023年の配当金が60円であれば、
(60÷1000)×100=6%でかなり高配当です。
さらに2024年に配当金が70円であればかなり優秀です
しかし1株の株価が870円になれば、
せっかくの配当金(60+70=130円)がなかったも同然です。
(1000円投資して130円配当金でも価値が870円であれば→実質利回り0%)
そのため、日々変動する株価が妥当かどうかを判断する必要があります。
※先ほど紹介したYahooファイナンスから、株式→株価検索→チャートから
PCでは企業ごとの株価推移を1日、1週間、、、2年等選択できます。
スマホでは10年、全期間も選択できるので、私はスマホから確認することが多いです。
私は全期間で大きな推移をみて
・異常に上がり過ぎていないか?(今後下落する可能性がある)
・過去の推移から安値であるか?(少しでも安い方が下落時の影響も少なく、利回りも高い)
等を確認しています。
10年前では配当金や発行済株数も異なるため、直近1~2年をもとに最終的には判断しています。
自分の中で配当利回りが4%以上でないと買わないなどのルールがあると
判断に迷わず明確化できると思います。
③いつ購入するか
②とも被りますが、実際に購入するタイミングを決める必要があります。
配当利回り等で自分が購入してもいいと判断した後に、いつ購入するかについてです。
株式の購入について
基本的には日本株の場合、100株単位(単元)での購入となります。
安い銘柄では1株数10円程度、高い銘柄では1株8万円程度あります。
100株ですと1000円~800万円とかなり価格の差があります。
一番高いものと低いものの比較では分かりにくいですが、
4ヵ月購入してみての感覚では100株では1万~数十万程度です。
また1株単位の低価格で購入できる「ネオモバイル」もありますので、
始めから高額の投資は怖い、もしくは資金がないという方は
少額から投資ができるのでオススメです!(私も利用しています)
【補足】購入・売買の手数料
購入時と売却時には手数料がかかります。
私が利用している楽天証券では初めは「超割コース」になっており、約定代金(購入金額)により売買の手数料が異なります。
1日の取引金額が100万円までの方は手数料が0円の「いちにち定額コース」がオススメです!
基本的に私は1日に100万円を超える取引をすることはないのですが、知らずに「超割コース」のままにしていて、ある日たまたま取引が集中して、手数料が発生した事があったので、あとから変更しました^^;
1日単位で変更ができるので取引額・頻度によって使い分ければ良いかと思います
(外部リンク)楽天証券
成行と指値
具体的な購入についてですが、購入する際には「成行」もしくは「指値」で購入します。
マメ知識
成行・・・いくらでもいいから決められた時間にその時の金額で購入する
(必ず購入したい場合には有効)
指値・・・指定した金額であれば購入する
(指定した金額にならず、購入できない可能性がある)
また、重複した場合の優先順位としては成行→指値の順です。
同じ成行であれば注文が早い方からと決まりがあります。
経験的には同日でも、かなり上下するので前日の高値、安値を参考に終値の少し下で指値するのが良いかなと思っています。
※1株単位で購入できるネオモバイルでは指値は不可です。
余裕資金にもよりますが、個人的には指値の方が好きです。
成行で想定以上に高く購入する可能性もあるためです。
オススメ銘柄
さあ、では上記を参考に購入してみてください!
と言われても、なかなか難しいのは私も経験済ですので、私も保有しており、もう一度、今から投資を始めるとしても購入するであろう銘柄を紹介します!
(あくまで参考ですので、ご自分が納得できれば検討ください)
私のポイント
その前に、私が重視しているポイントは以下です
・連続増配株であるか?
→基本的に持ち続けるため、減配がないことはとても重要なポイントです!
・経営状況が安定しているか?
→時価総額が1000億以上、東証プライム、過去最低5年は赤字がないこと
(商社等、赤字が発生する業種もあるので、あくまで目安です)
・安値か?
→株価は常に上下し、長期的には値上がりが期待できますが、少しでも安値で購入した方が、含み損状態を回避でき、精神的にも安定するかと思います。また売却する時にも安値で購入しておいた方が、売却益も大きくなりますね!
・日経平均が低いか?
→銘柄ごとに上下はあるのですが、全体(日経平均)も1つの目安としています。
現在の所、日経平均28,000~30,000円は高めですので、個別の銘柄も全体的に高めです。せめて27,000円台での購入というのもありかと思います。
もちろん、個別要因で特定の銘柄が下がる事もありえますね!
購入目安はあくまで私の目安であり、現状は高騰しているので、なかなか買い時は来ないかもしれません。。配当利回りが納得できれば購入しても良いと思います!特に以下1,2は4~5%の配当利回りかつ連続増配株でもあるのでオススメです!
1.三井住友フィナンシャルグループ
私の主力株です。配当利回りはほぼ5%越え!10年減配なし!
同一配当の年もありますが、増配もしています。
時価総額は約5兆7000億、12年赤字なし!
→私は1株4000円(配当利回り5.5%)前後を購入目安としています。
2.三菱HCキャピタル
23年連続増配!、配当利回りは4~5%と連続増配かつ高配当であり魅力的です!
時価総額は約1兆、14年以上赤字なし!
→私は1株620円(配当利回り5%)前後を購入目安としています。
3.三菱商事
6年減配なし!配当利回り3%越え!最近株価上昇により配当利回りは落ちています。
時価総額は約6兆5000億、5年赤字なし!
→私は1株3750円(配当利回り4%)前後を購入目安としています。