1年間投資した結果と現在のポートフォリオ

2022/5/2に連続増配銘柄である「花王」と米国の「ノースウェスト、スリーエム」を購入してから、早1年が経ちました!

そこで、振り返りとして、私の考えと現時点のポートフォリオをまとめてみました!

銘柄の選定理由

花王日本株で「連続増配期間1位」
・ノースウェスト、スリーエムは米国株で「連続増配60年以上」かつ「配当利回りが3%」

初めてでしたので、あまり深くは考えず、「まずは買ってみないと分からない!」ということで、増配銘柄を選んでしまいました。
※現在はすべて手放しています

1年間、私なりに考えて90銘柄くらい購入と売却を繰り返して、現在は30銘柄くらいに絞っています。

投資本は10冊以上、Youtubeやブログなど思いつくものはすべて見ました!

1年間の実績(2023年4月末時点)

・年間配当金は「50万円」超!

・合計利益(配当金、譲渡益)は「50万円」超!

・評価益は「13%」以上!

投資をせず、銀行に預けておくだけなら数万円くらいでしょうか?
現時点では投資を初めて良かったと思っています!

 

投資が危険なのではなく、危険な投資家が多いだけだ

<目次>

資産形成が必要と思った理由

以前「投資はリスクが高い(と思う)」という理由で検討すらしておらず、節約、節税で乗り越えようとしていました。

しかしブログを書くようになり、正確な情報を発信するためにいろいろと調べていく中で、老後資金2000万円問題の中身を知るようになりました。

年金や保険でも何もしないで利益がでるわけではなく、実際は投資で利益を確保しており、政府としてもNISAを推奨していることから、「リスクが低い投資もあるのでは!?」「(高いと思っていた)学資保険の利回りが株式に比べてかなり低い!?」ということをようやく知るようになりました。

私のポートフォリオ

現時点の私の考え方とポートフォリオを紹介します!

日本株をメインとした理由

現在は米国ETF(SPYD、VYM、HVD)をポートフォリオ全体の1%程度だけ保有していますが、その他は日本株です。

株価下落

・米国のスリーエム→訴訟問題をきっかけに大幅に株価が下落

ノースウェストウクライナ問題で米国全体が落ち込む中で株価が下落

初めは米国が世界経済の中心で、株価も上昇していたことから保有を続けていましたが、米国企業のため「そもそも企業のことを知らない」「ネットで調べても英語なので良くわかない」ということで、投資しているにも関わらず「企業への信頼」がないことが明確になりました。

そうなると負の連鎖で「もっと株価が下がるのではないか?」と不安で、保有し続けることができませんでした。

幸い1ドル150円超えのタイミングがあり、多少の損失で売却することができました。

日本株以外ではこのような企業理解が難しく、さらに為替の問題もあり、税率も米国で引かれた後に日本でも引かれることがあることからメインとするのはやめました

米国株をやめた理由

①企業理解が難しい

②為替の問題

→株価低下+円安が重ならないと買い増しも難しい(日本株では為替の考慮は不要)

③税率が高い

日本株では利益の20.315%、米国で10%さらに日本でも20.315%、合計約28%

④手数料がかかる

日本株では1日100万円まで手数料が無料などありますが、米国では一部ETFを除いて手数料がかかる

※新NISAでも③の米国10%の税金はかかります。2023/12/23追記

現在も1ドル130円超であり、米国の金利が下がり以前のような1ドル110円前後となれば、大幅に価値が低下する可能性があるため、現在も積極的には購入していません。

大型株メインとした理由

もちろん大型株でも業績悪化により減配や株主優待を廃止することはあります。
さらに、以下2銘柄の経験から、小・中型株はより一層その可能性が高いなと痛感しました。。

また大型株では株主も多く、もっと早く開示が行われるのではないかと思います。
↓が私が大型株をメインとしている理由です。

東京個別指導学院の優待廃止

東京個別は1株500円前後で買いやすく、当時は配当利回りも4%超、さらに株主優待もあることから気軽な気持ちで保有していました。

2023年1月10日急遽株主優待の廃止となりました。。

ちなみに2023年2月末が権利落ち
オリックス株主優待の廃止を決定していますが、猶予は2年あります。

他の小型株は違うのかも知れませんが、財務面で体力がない企業は業績悪化で急遽廃止(=株価下落)することもあるのだなと学びました。また、開示が直前だったので株主還元の意識が薄い企業のようにも感じ、即売却しました。

デンカの減配

日経225(日経平均のもととなる代表225銘柄)にも含まれており、増配銘柄かつ配当利回りも4%超であり、自分で調べて良いと思った銘柄だったので保有していましたが、こちらも業績悪化により減配(=株価下落)となりました。

こちらは化学セクターがどこも苦労していることも知っているので即売却はしていません。

5月本決算の結果待ちです。少なくともこれ以上買いますことはないかなと思います。

主力株銘柄

長期投資を基本として、売るつもりはないため、長期的な株価上昇も期待しています。

銘柄 理由
三菱商事 【商社】時価総額1位かつ配当利回りが高い
東京海上HD 【保険】時価総額1位
三井住友FG 【銀行】時価総額2位かつ配当利回りが高い

主力の選定理由

①大型株(時価総額1兆以上)

②連続増配銘柄

配当利回り3%以上

④セクターの中で配当利回りがより高い

何れも人気がある銘柄のため、一時的な業績悪化により下落はあるとしても大幅な株価下落は少なく、将来的な株価上昇も期待できると思われる銘柄を選定しました。

また、保険業では生命保険は対象外としています。何となく不安で加入している人たちが多いですが、今後マネーリテラシーが向上していけば、不要な保険は解約(学資保険含む)していくと思われるためです。我が家も生命保険は最低限のがん保険のみとしています。

しかし損害保険は個人および企業の自動車保険や火災保険は解約が難しいと考えており、生命保険に比べて損害保険の方が将来性があると判断しています。我が家もさすがに自動車保険と火災保険は解約していません。

準主力銘柄

・準主力は↓です。

銘柄 理由
伊藤忠 【商社】時価総額2位
大和ハウス工業 ハウスメーカー時価総額1位
積水ハウス ハウスメーカー時価総額2位
三菱HCC 【リース】時価総額2位

準主力の選定理由

①大型株(時価総額1兆以上)

②連続増配銘柄

配当利回り3%以上

三菱商事伊藤忠は甲乙つけがたいのが正直なところですが、配当利回り三菱商事の方が高いため、三菱商事を主力、伊藤忠を準主力としています。

また、大型株の中でもハウスメーカー(建設業)は配当利回りが高く、配当の下限設定がある大和ハウス積水ハウスを準主力にしました(何れも4%超)。ただし、金利上昇に伴い住宅購入が抑えられると思われるため、主力にはしていません。

さらに大和ハウスは配当金130円を下限設定していますね。(2026年度まで)

リースからは増配銘柄の三菱HCCを選びました。(日本株連続増配期間第3位)
オリックスもありますが、配当重視で三菱HCCとしています。
また、オリックスは優待を廃止の株価への影響が分からないというのも理由のひとつです。

NTT、KDDIは含めていませんが、単純に割高かなと思い優先順位を下げているためであり、割安になれば割合を増やす予定です。

私のポートフォリオ

現時点のポートフォリオです!

配当金は50万以上!

 

今後どんどん投資していくつもりなので、まずは割安に買えた主力銘柄を中心に大きく増やしました!3000万円を超えるまでは原則主力と準主力メインのポートフォリオにするつもりです。

私の購入目安

5月は3月決算の本決算があるので、さらに増配発表の可能性がありますね!

この中では積水ハウスのみ1月決算で、すでに本決算発表時に増配発表があるため現時点では高めの利回りとなっていますね。

最近は株価も上がり、利回りも低くなってきていますが、新NISAでは税金がかからないので、もう少し低い利回りでも買っていく予定です。また、本決算(3月決算であれば5月)時に増配も期待できるので、その前に買っておくのも1つだと思います。2023/12/23追記

コード 銘柄 時価総額 1株配当 利回り目安 購入目安
8058 三菱商事 7.4兆 180 3.7% 4,865
8766 東京海上HD 5.5兆 100 3.7% 2,703
8316 三井住友FG 7.8兆 230 4.5% 5,111
1928 積水ハウス 1.9兆 118 4.3% 2,744
1925 大和ハウス工業 2.3兆 130 4.2% 3,095
8001 伊藤忠商事 7.2兆 140 3.3% 4,242
8593 三菱HCC 1.0兆 31 4.7% 660
9432 日本電信電話 15.1兆 120 3.3% 3,636
9433 KDDI 9.8兆 135 3.5% 3,857

5月の本決算は注目ですね!

2024/1/8追記:2023年12月時点では主力・準主力には変わりはありませんが、少し方針を変更しています!