【株主優待あり!】日清オイリオ:食料品 製油銘柄比較

「ディフェンシブ銘柄(食料品)」かつ「株主優待」が魅力的で興味が湧いて、現在100株保有中です!健康のためにオリーブオイル(BOSCO)を愛用しており、私には珍しく日清オイリオ自体はもともと知っていました。

食用油のトップメーカーになります!

 

<企業概要(銘柄スカウター)>
食用油のトップメーカー。2002年日清オイリオ、リノール、ニッコーの3社経営統合により設立。丸紅の持分法適用会社。傘下に摂津製油、ピエトロ(調味液)、和弘食品(ドレッシング)を持つ。主力商品は「日清サラダ油」、健康オイルシリーズ、ごま油・「日清キャノーラ油」「日清アマニ油」など。

<目次>

日清オイリオについて

セグメントは大きく4つ(油脂を1つのセグメント)に分かれています!

(銘柄スカウター

<HP抜粋:油脂>
油脂・油糧:BOSCO、ヘルシーオフ、業務用食用油
加工油脂:チョコレート用油脂、マーガリン、ショートニング

油脂が80%以上を占めています!

 

<HP抜粋:加工食品・素材>
チョコレート、調味料、機能素材・食品、大豆素材・食品

(HP抜粋)

<HP抜粋(2022年度)>
ファインケミカル:売上高205億円→売上高構成比3.7%
その他の事業:売上高26億円→売上高構成比0.5%

(銘柄スカウター

約8割が国内売上ですね!

<【雑学】ブランドのネーミング>

「OilliO」には、「Oil」にOilを反転した「liO」を組み合わせることで、オイルから出発した日清オイリオグループが、製油業の原点を大切にしながら、オイルの領域を拡げ、さらにはそれを超えていくという意志が込められているようです!

増配銘柄

毎期増配という訳ではありませんが、直近での減配実績はなく、むしろかなり還元してくれています!

2013年3月期には配当性向100%越えでしたが、配当を維持してくれているのにも好感が持てました。さらに直近では30~40%程度のため、問題ないと考えてます!

(IRBANK)

<増配に関するお知らせ :2024/2/9>

当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の最重要課題の一つとして認識しております。
中期経営計画「Value Up +」においては、ROE 8%を経営目標に掲げ、積極的な投資による成長と資本収益率の向上に取り組んでおります。更に、2030 年度に向けては、ROE の目標を 10%に設定することにいたしました。この利益成長を伴う資本収益率の向上の成果を株主の皆様に確実に還元させていただくため連結配当性向を重要指標としており、「Value Up +」の最終年度である 2024 年度の連結配当性向 40%に向けた配当を実施することとしております。ついては、今年度の期末配当金を 30 円増配して 90 円とし、年間 150 円にいたします。

 

2030年までにROE10%目標(2024年7.7%予定)という事は、株主還元(増配、自社株買い)も期待できますね!2024年3月期の30円増配は驚きました!120→150円なので25%の大増配ですね!

 

ROE当期純利益÷総資産×100で計算されるため、「純利益の増加」もしくは「総資産の減少」が必要であり、増配、自社株買いも候補に入ってくると思われます。

日清オイリオ株主優待

日清オイリオ株主優待は株数、保有期間により異なりますが、魅力的です!

100株以上200株未満 200株以上
自社製品1,500円相当 自社製品3,000円相当

サンプルは以下のとおり、チャンスがあれば200株を目指したいです!

 

同業他社分析(食料品)

マネックス証券の銘柄スカウター(10年スクリーニング)によると「食料品」、オリジナル業種では「製油」に分類されます。製油は以下5銘柄のみです。

(銘柄スカウター

私の必須条件、本当は「東証プライム+配当利回り3%以上」なのですが、食料品ではあまりないので、東証プライム+配当利回り2%以上」として、配当利回りが低い代わりに時価総額1000万円以上」を追加すると

 

日清オイリオ不二製油G本社が出てきました!

※本来は増配年数も入れたいところですが、入れると日清オイリオだけになるため、あえて外しています。

※かどや製油、Jオイルミルズ、ミヨシ油脂は時価総額1000億円未満のため対象外とします。

日清オイリオ不二製油G本社:比較

続いて同じマネックス証券の銘柄スカウター(銘柄分析)によると、時価総額順では不二製油G本社が大きいですが、PERと配当利回りでは日清オイリオが魅力的です!

(銘柄スカウター

 

利回りは何れも2~3%台で、株主優待があります!不二製油G本社は100株で1500円相当のチョコレートですね。セグメントとしても不二製油G本社は製油より業務用チョコレートの方が比率が大きいです!

通期業績比較は以下のとおり、日清オイリオは堅調に当期利益が推移しているのに対して、不二製油G本社は直近は厳しいようです。

(銘柄スカウター

食料品製油銘柄の総合利回り

2024/2/9の配当利回り

銘柄 株価 配当 利回り
日清オイリオ 4,778 150 3.13%
不二製油G本社 2,397.5 52 2.17%

日清オイリオ終値(2024/2/9)は4,450円ですが、その後増配が発表されているため、参考としてPTSの値を入れています。発表を受けて328円増えています。

100株、200株

株主優待

  100株 200株
日清オイリオ 1,500円相当食用油 3,000円相当食用油
不二製油G本社 1,500円相当チョコ 100株と同じ

 

実際は不二製油G本社は1000株で3,000円相当、5000株で4,000円相当チョコもありますが、個人投資家には現実的でないので割愛しています。

 

◆総合利回り(配当+優待)

  100株 200株
日清オイリオ 3.45% 3.45%
不二製油G本社 2.79% 2.48%

増配の影響もありますが、日清オイリオは総合利回り3.5%近くまで行く可能性があり、食料品銘柄として優秀な方だと思います!

私の方針

日清オイリオ

優待は自社製品(食用油)のため、優待廃止の可能性は低く、ディフェンシブ銘柄でもあることから、もう少し株価が下がるようなら、追加で100株も検討しようかなと思いました。※現在100株保有

200株でも100株と同じ額(1500円)が増額されるのため、総合利回りは同じです!

 

②不二製油G本社

同じく、優待は自社製品(チョコ)のため、優待廃止の可能性が低く、ディフェンシブ銘柄であることは良いのですが、PERが高い、総合利回りが低いなどの理由により見送りました!総合利回り3%以上となれば検討してみようと思います!

日清オイリオは200株でオリーブオイルがあるようなので、チャンスがあればもう100株狙おうと考えています!増配はあるとは思っていましたが、これほどの増配率とは考えておらず総合利回り3%あるから良いかなと投資しましたが、結果的には良かったです。最近は食料品銘柄の還元(配当、優待)も増えてきているので、食料品は注目したい業種です!