投資を始めた「5月」と年末の「12月」は、振り返りと今後の戦略を考える上でも、まとめのブログを書くようにしています。
「記録に残すため」と過去の取引を振り返り、「現状のPF見直し、今後の方針を決める機会」となるので、半期に1度は必ず書くようにしています!
まずは2024年の成果としては↓でした。
- 年間資産増加額1200万円!
- 年間受取配当金(税引前)97万円!
- 年間予想配当金(税引後)100万円達成!
相場の恩恵もあり、嬉しいことに当初の想定より大きく上振れています^^
資産増加額の内訳、年間配当金増加で意識していたこと、現在のPF、2025年の方針の順でブログを作成しました!
年間資産1200万円増加の内訳
大まかな内訳としては↓です(含み益を含む)
- 含み益:800万円
- 収入‐支出:220万円
- 配当金:80万円
- 譲渡益:100万円
※ジュニアNISA除く
1.含み益
相場の恩恵がかなり大きいです。ちなみに2022年が22万円、2023年が65万円です。
今年は銀行、保険が大きく貢献しています!
主力の三井住友FGの1/4の始値は2312円→このブログを書いている12/27前場終値は3760円
1000株程度保有しているので、三井住友FGだけで約140万円の増加です。
もともと私が3年前に購入した際には超大型株にも関わらず利回り5%超えという素人から見ても「なぜ買わないのか?」と思うような割安さでした。(利上げが見込めないなどの理由はあったと思います)
基本は安定した大型株を割安な時に買うという方針が大前提かと思っています。
2.収入ー支出
含み益は相場に左右されるので、別のブログでも書きましたが、個人ができるのは「入金力の強化」だと思っています。「年収を上げること」+「節約」により、原資をどこまで最大化できるかが大事だと思います!
2年間投資した結果と重要だと感じる4つの力 - 30歳から始める家計簿
3.配当金
あとで書きますが、「配当金の最大化」は今年、特に意識していました!
4.譲渡益
基本的には長期の高配当株投資メインなので、短期の売買は目的としていません。今年は配当金の最大化のため、銘柄入れ替えを行った影響が大きいです。
ただし、万が一、短期で売却することになっても、割安な時に購入することでかなりの含み益が出るケースもありました。割安な時に購入することで、譲渡益を得ることにも繋がるのだな~と想定外の副産物にも驚きでした!
とはいえ、損切りもしています。
損だしも含めた額ですが約26万円のマイナスでした。。
(益146万円ー損26万円=120万円)
主に割安な銘柄があり、どうしてもその時に購入したかったので、損切りしたものです。要らなかったというよりは、優先順位の問題で、損だしをしてでも欲しい銘柄を購入しています。
年間配当金の最大化で意識していたこと
1.銘柄の入れ替え
購入時から株価が上昇し、配当利回りが低くなった銘柄を売却し、配当利回りが高い銘柄を購入することを意識してました。
大きいものとしてはトヨタです。
18万円利回り3%で購入しましたが、36万円まで上昇したため利回りは増配(1株60円から75円)もありましたが、2%程度まで下がっていました。
→売却時の税金を考慮しても18+18×0.8=32.4万円を原資に以下の銘柄を購入すると…100株7500円の配当としても以下の金額が増えることになります。
利回り3%であれば、32.4万円×3%=配当9720円(+2220円)
利回り4%であれば、32.4万円×4%=配当12960円(+5460円)
と追加資金なしで、銘柄を入れ替えるだけで配当金を増やすことができます。
また、先ほどの譲渡益120万円にもつながってきます。
その他としては、大塚HDで+17万円、日本ハムで+13万円、オリックスで+13万円の譲渡益があったので、結果として配当金も増やすことができました!
2.新NISAの利用
特定口座から新NISAへ移行した銘柄、譲渡益をもとに新NISAで購入した銘柄も多数あります。
10万円で利回り4%であれば4000円×80%=3200円(税引後)の配当金ですが、NISA口座に移行することで4000円(税引後)となり、+800円の増加となります。
→240万円で利回り4%であれば、240万円×4%×(100%ー80%)=19200円が特定口座で購入するよりも配当金が増えます。
今年は新NISA×2名義分を埋めることができました!
ただ、来年は入れ替えられる銘柄は現時点ではないので、新NISA枠をすべて埋めるのは難しそうです。。
3.旧つみたてNISA解約
今のところ、個別株の方がリターンが高いのと、米国が上がりすぎ&今後円高に向かうと思われることから旧つみたてNISA(100万円相当)はすべて売却し、個別株に切り替えました。新NISAのつみたて枠は継続利用。
※投資信託はオルカン・S&P500がメインです。
4.REITの利用
今年からJ-REITも活用しています。値上がりは期待できませんが、利回りが5~6%近くあるため、配当金(分配金)の最大化には貢献してくれています。
PFの95%は株式ですが、NISAと併用することでかなり高い利回りとなります。
仮に利回りが3%で増配率が年10%の銘柄があるとしても、以下のとおり取得利回り5%を超えるのは7年目からです。10年平均すると4.47%となり、REITの方がトータルリターンは高いです。本来は株価の上昇も考慮すべきですが、増配率が10%を継続するのは難しいこと、J-REITも最近はかなり下がっているので、利回りが5.5~6%程度であれば10年のどこかでは同じく株価の上昇も期待できることから、ありだと思い、購入に至っています。
2年目:3×1.1=3.3%
3年目:3.3×1.1=3.63%
4年目:3.63×1.1=3.99%
5年目:3.99×1.1=4.39%
6年目:4.39×1.1=4.83%
7年目:4.83×1.1=5.31%
8年目:5.31×1.1=5.84%
9年目:5.84×1.1=6.42%
10年目:6.42×1.1=7.06%
→平均利回り=(3.3%+3.63%・・・7.06%)/10=4.47%
現在のポートフォリオ
主力・準主力も増やしていますが、今年は優待銘柄への投資も大幅に増やしています。
※主力の割合が減っていますが、売却は一切していません。
配当金の最大化とは少し異なりますが、資産額が増えてきたので、分散目的として優待銘柄への投資を増やしました。銘柄数も昨年の40銘柄程度から60銘柄程度へと大幅に増やしています。詳細は以下ブログにまとめていますが、基本は総合利回り4%以上です。
年間配当金100万円まであと少し!現在の方針と今後の予定 - 30歳から始める家計簿
<2023年末>
<2024年末>
2024年末のポートフォリオは以下のとおりです。
2025年の方針
1.主力・準主力銘柄への継続投資
ポートフォリオをみても主力・準主力の割合が減ってきているのと、割高で買えなかった主力・準主力の中でも割安な銘柄も増えてきているので、継続投資を行う予定です。現在の株価では三菱商事、三井住友FG、三菱UFJFG、NTTなどです!
2.優待・分散銘柄への継続投資
割安かつ良い銘柄があれば、投資のモチベーションアップかつ分散の意味合いでも優待銘柄は積極的に増やしていく予定です!基本は優待がもらえる100株単位で、それ以上の投資は考えていません。分散目的としてブリヂストン、コマツ、トヨタ、野村不動産などは機会をみて追加投資したいなと考えています!
その時の株価次第ですが、1と2は6対4くらいを考えています。
3.新NISA枠を急いで埋めない
今年前半はかなり高騰していたので、慌てて新NISA枠を埋めようとしていましたが、後半から8月5日の暴落など下落も多々ありました。
年間配当金100万円も達成したので、2025年は焦らずに基本に立ち返り「長期的に成長が期待できる割安な銘柄」「安定した総合利回りが高い優待銘柄」をポチポチ拾っていく予定です!